企業インタビュー | システムランニング - パート活用のワークプロジェクト

派遣スタッフはどのようなお仕事で活用されていますか？

社内のシステムエンジニア（SE)やプロジェクトマネージャー（PM)の業務量増加に対応するために、新たに「開発サポート」を設置。データ入力業務を中心に、主婦の方々が勤務可能な時間帯で設計やテスト領域を担当していただいています。
ただ、明確に「ここからここまで」という範囲は設けていません。
むしろ、キャリアやご本人の意向によって、将来的には上流工程の仕事をお任せできるような仕組みにしていきたいと考えています。

なぜ派遣というスタイルを選ばれたのですか？

やはり、せっかくのご経験やスキルが埋もれてしまうことは、とても「もったいない」と感じているからです。特に「家族を大切にしたい」という理由で、この業界を去っていく方が多いのは事実。
一方で「いいモノをつくりたい」という意識の高さ、そして様々な案件を手掛けたことによる柔軟性は即戦力として不可欠です。
そのため、ご本人が決めた範囲内で家庭と仕事を両立していただける環境として、このパート派遣というスタイルは当社にとってもぴったりだといえます。

コスト面について感じられていることは？

気になる面はありません。
これまで社員が対応してきたテスト仕様書の作成や修正など、限られた時間で取り組んでいただいています。それによって、SEやマネージャーの労働時間が削減されると考えれば、コスト面を考えてもメリットは大きいと感じています。
私たちは5年後、10年後にも女性が活躍できる会社であり続けたいと考えていますので、このような働き方を導入しています。働いていただく方にとって、家庭と仕事のバランスが取れていることの大切さは、会社全体で理解が進んでいる状態だと思います。

パート派遣スタッフを採用されてみていかがでしたか？

社員の意見を聞いてみても、かなり助かっているという声が多いですね。社内での評価も高いので、急なお子さんの体調不良でお休みされる場合にも対応できるように、社員の側からもスケジューリングしています。
当日中で終わらせなければならない仕事は社員がやりますし、一人では難しい仕事は必ずフォローに付きます。
基本的に長期スパンの案件がほとんどですので、休んだ分は翌週にシフトを増やすこともできます。
これまで当社のエンジニアは男性が中心でした。パート派遣導入からそれほど時間は経っていませんが『女性特有の正確さ』が、いかに大事かがわかる場面をよく見かけます。
書類（仕様書）チェックをしてもらっている最中でも普段だと見落としがちな箇所の誤りに気づいていただけたりするので、会社全体で業務への対応がスムーズになっていると実感します。