「即戦力採用」と「女性積極採用」、パート派遣で同時に実現。
生和コーポレーション株式会社 設計部 Y様
派遣スタッフはどのようなお仕事で活用されていますか?
当社は「老朽化したアパートを建てかえたい」「自宅兼賃貸マンションとして収益を得たい」といったお悩みをお持ちのオーナー様へ有効な土地活用を提案しています。
なかでも私たち設計部は、土地活用計画の立案からご提案、さらに実地設計を行います。
パート派遣の活用は1年ほど前から。前任者の急な退職がきっかけだったのですが、この景況感で建築関連職の即戦力採用は本当に困難な状況だったのです。
現在ご活躍いただいているCAD設計スタッフの方には、主に立案された企画を図面に仕上げていく工程から積算用図面の作成までを担当していただいています。
将来的には、顧客へのプレゼンテーション向けのデータ作成もお任せしようと考えています。
なぜ派遣というスタイルを選ばれたのですか?
第一に、採用までのスピードがあげられます。
先にお話しした通り、さまざまな事情で急な退職もあります。さらに、設計部の業務は誰でもできる仕事ではありませんから、CADの専門的知識であったり、実務の経験が必要となります。
それらの条件を満たす方を自社の力だけでジャストインタイムに採用できる確率は非常に低いと言わざるをえません。
また、スキルの見極めについても、できると思っていたことができなかったりすると、双方にとって不幸です。
その点、パート派遣であれば希望の勤務条件やスキルに合致した方をご提案いただけます。即戦力となる人材をより早く採用できることのメリットは考えていた以上に大きなものでした。
コスト面について感じられていることは?
人件費だけで考えると、割高に感じられるかもしれません。
一方で昨今のような採用難な状況下では、雇用後のみならず正社員の採用経費だけも非常にコストがかかります。
そのため、私の実感値としてはコスト的なメリットよりも、即戦力であることのメリットの方が大きいです。
今回の採用については、特にパートタイムを希望される方に絞ったつもりはありませんでした。
正社員を採用したとすると一から育てる必要もありますし、社員教育にも時間を取らなければなりません。
それらのことを考慮すると、ワークプロジェクトさんからご提案を受けたパート派遣が多くの点でマッチしたという印象ですね。
パート派遣スタッフを採用されてみていかがでしたか?
当社で派遣スタッフさんにご活躍いただいているのは、私たち設計部が中心です。
皆さんにお任せしている業務も、プロセスの一部ではなく、ひとつの物件の企画から設計までを全面的にかかわっていただく形です。
計画を図面に落とす仕事を3日なら3日の間に完成させていく…そういう意味ではある程度の裁量権を持って取り組めますので、お子さんが風邪をひいて出勤が遅れるといった場面でも対応しやすいかもしれません。
これは正社員と同様です。実際にご就業中の派遣スタッフの方々はバイタリティにあふれていて、とても優秀。限られた時間でパフォーマンスを上げることに積極的な姿勢がみなさんの成長にもつながっています。
主婦・ママに望むことは?
近年、日本の労働市場は主婦層に支えられてきたといっても過言ではないでしょう。
ただ、技術職では第一線で活躍していた方がご結婚や出産、育児を機にいったん職場を離れると「復帰できなさそう」「迷惑をかけてしまいそう」とおっしゃる方も多いのです。
産休を取得したけれども結局、退職する方もいらっしゃいます。
環境によってやりたい仕事を断念することは、とても残念で、もったいない話。
ライフスタイルに合わせて働くことができる環境は必ずあります。その可能性を探る前にあきらめないでほしいですね。
当社もさらに女性の積極採用を続ける予定です。実際に私が担当する設計部門は総勢50名の内、約4割が女性です。
企業概要
生和コーポレーション株式会社
従業員数:1250名
事業内容:アパート、マンション、貸店舗、貸倉庫、及び貸事務所等の建設業務、入居者斡旋等の不動産仲介業務、及び建物管理、並びに賃貸借契約管理等の不動産管理業務