企業インタビュー | USEN - パート活用のワークプロジェクト

派遣スタッフはどのようなお仕事で活用されていますか？

私たちUSENは、有線放送事業を主軸に北海道から沖縄まで全国へと事業展開しています。その中で事務センターは、契約内容の変更手続きからご請求書発送までのすべての事務業務を一手に担当します。
たとえば全国にチェーン店がある法人企業様への請求業務などは、一極集中させることによって、確実かつ効率的な対応が可能となります。
現在、当センターでは60名以上のスタッフが勤務していますが、約半数の30名がパート派遣スタッフの方々です。
スタッフの皆さんには、基幹システムへの登録から請求データ作成、発送物への対応など、事務センター内における業務フローすべての場面でご活躍いただいています。

なぜ派遣というスタイルを選ばれたのですか？

大きなメリットは3つあると考えています。
まずひとつには固定費の圧縮です。事務センターでは1ヶ月の間でも、月末に近づくに従って業務量が増大していきます。繁忙期に適正な人員を配置できるというのは、やはり企業経営にとって大きなアドバンテージとなります。
そして次にあげられるのが、リスクの回避です。オペレーション業務は正確であることが不可欠ですが、シフトを組む際に業務の棚卸をしてみると、ミスや業務停滞を回避できる状況となりました。
メリットの3つめとしては、適切な人材を短期間でマッチングさせることができるということですね。特にパート派遣は、そのメリットが大きいことを実感しています。

コスト面について感じられていることは？

パートスタッフを1名雇用する…そう考えると直接雇用のほうがコストはかからないでしょう。
ただ、当事務センターのように月間での業務量の増減幅が大きい事業所では、適切なシフト管理を行うことによって、結果として以前より人的コストを抑えることができます。
また、すべてを社員でカバーしていると、お子さんが急な発熱などで休まれたときなど対応が難しくなりますが、パート派遣でしたら十分に対応することができます。
コストという観点もありますが、仕事があるから大切なご家族にまで負担をかけてしまうような働き方は正しくないと思いますね。

パート派遣スタッフを採用されてみていかがでしたか？

当事務センターでの業務に特別なスキルは必要ありません。
一方で誰が業務を担当しても、お客様をはじめ、各支店・営業所にもご迷惑をかけないように業務を継続させなければなりません。
その点においても「スタッフ間の円滑なコミュニケーション」がカギを握っているといっていいでしょう。
パート派遣の方々は過去に社員としての就業経験をお持ちの方が多いため、基礎的なビジネスマナーだけでなく、チームで仕事を進めていく「人間力」という面でも非常に優れていると感じます。
出産・子育て等で一度社会を離れた方であっても、復職されれば当時の経験を活かしていただいていますね。

主婦・ママに望むことは？

私たちUSENだけでなく、各企業共に労働力の確保は重篤な課題だといえます。そして、ここ数年、国内の労働力人口を支えてきたのは主婦層であることは明白ですから、今後はその潜在能力にますます期待を寄せています。
皆さんが働きやすい職場環境を整えている会社、整えようと努力している会社は確実に増えてきています。だから、今のご自分に合った働き方をぜひ探していただきたいですね。
そして、働きたいという意欲をお持ちの主婦・ママの皆さんが、ひとりでも多く、再びビジネスシーンでご活躍いただけることを心から願っています。